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第1話 通勤と満員電車と変わらない毎日と ー恋は光の速さでー

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不倫小説 恋は光の速さで恋を形容する言葉は世界中に数多存在する。

激しく燃え上がる炎。
乱高下を繰り返すジェットコースター。
突然眼前に飛来した落雷。

いずれの言葉にも共通するのは、一気に沸点に到達するかのような強い衝撃を受ける感覚。激しく燃え上がり、胸は熱く鼓動は高鳴り、食事も喉を通らず、ただひたすらに相手を求める。激しく魂をぶつけ合うような肉体の行為でお互いの命を削るように貪り食らう。

離れられない。一つになりたい。
このまま時が止まり、永遠を感じれたらどれだけ幸せだろう。

恋はまた別の形容のされ方もする。

胸が苦しく息が出来ない。
胃が締め付けられる。
眠ることも出来ない。

激しく愛を確かめ合えば会うほど、会えない時間は虚無感と絶望に苛まれる。あらぬ猜疑心に飲み込まれ、言いようのない不安に襲われる。疑いは不安を煽り妄想を膨らませ、やがて恐れや怒りを引き連れてくる。

何も手に付かない。

私の恋は、光の速さで私の身体を、人生を、生活を、すべてを一気に貫いていった。
心は急騰と急落を繰り返し、身体はボロボロになりながらも、甘美な快楽を求め溺れていた。

通勤時間・・・。
毎日決まった時間に家を出発。いつもと同じ列に並び、見慣れた乗客と共に窮屈な車両に押し込まれる。手元の端末だけが窮屈な世界から私を解放してくれる。時に端末はスマホであり、タブレットであり、文庫本だった。その時だけは、車両の窮屈さも、職場へと運ばれる奴隷のような毎日も忘れることが出来た。

毎日頭に浮かぶ考え。いつまでこんな生活が続くんだろう。

刺激も無く、単調で代わり映えのしない退屈な毎日。朝起きて満員電車に乗り、職場へ向かいルーチーンワークを繰り返す。働き始めてもうすぐ10年。仕事に対する熱意や仕事から受ける刺激はもはや無かった。疲れた身体を満員電車に押し込み、家路につく。帰宅して家族との食事。就寝。そしてまためざましが同じ時間に私を目覚めさせる。

何もないことが一番の幸せ。私はそうは思わない。
そんな退屈でつまらない人生では満足できない。
もっと刺激がほしい。胸が高鳴るような、苦しくて何も手に付かないような激しい波に飲み込まれたかった。

付き合ったばかりのような、獣のように激しく求め合う身体のつながりがほしかった。

そんな単調な毎日を、彼女が終わらせてくれた。
彼女との出会いは、クラブのVIPルームだった。

不倫の恋のお話

プロフィール

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どうも、アキラMTです。

スマホゲームばっかりしていましたが、そろそろ人のためになることをしようと思い、これまで独学で勉強して遊んでいた自動売買のこととか書いていこうと思います。

独学のコードなので間違ってたらコメントもらえるとうれしいです。

自動売買でバックテストすればするほど、聖杯は無いことに気付きつつあります。

最近はルールを決めたハイローオーストラリアが熱いと感じてます。

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