この記事は宮古島への飛行機代 航空運賃を安くする方法を説明しています。
国内旅行で南の島に行く方法と言えば飛行機ですよね。小笠原諸島は高速フェリーしか交通手段が無いそうですが、宮古島へは飛行機での移動が可能です。直通便なら羽田空港から3時間、関西国際空港から2時間30分で行くことが出来ます。
そんな宮古島へ行くために必要な飛行機ですが、航空運賃はなかなか高額です。家族旅行なら3歳児以上からは1席分の航空運賃が必要になりますので、幼児ならまだしも子供が成長するにつれて費用は高騰していきます。
そこで、どうすれば宮古島への飛行機代、航空運賃を安くすることができるか検討しました。
*以下の条件で比較検討しました。
- 9月頭の平日から4泊5日
- 関空出発(普通席)
- 家族4名(大人2小児1幼児1)
宮古島への正規の航空運賃と割引運賃
ANA、JAL、LCCの正規運賃と割引運賃を以下の通りです。関西空港発、宮古着で検討しています。
ANAの正規の航空運賃と割引運賃
正規運賃 | 特割 | 旅割21 | 旅割28 | 旅割45 | 旅割55 | 旅割75 |
51000円 | 34700円 | 23900円 | 21400円 | 20900円 | 19900円 | 18900円 |
特割は3日前、それぞれの旅割は数字分だけ出発日の前であれば購入することが出来ます。(例 旅割45なら45日前まで)
9月頭の出発であれば75日以上前ですので、旅割75が適応されて航空運賃は一人当たり18900円です。
JALの正規の航空運賃と割引運賃
正規運賃 | 先得割引 28日前 45日前 |
スーパー先得 55日前 |
ウルトラ先得 75日前 |
|
関空 - 那覇 | 38400円 | 16400円 | 15500円 | 14700円 |
那覇 - 宮古 | 19600円 | 7400円 | 5900円 | 5600円 |
合計 | 58000円 | 23800円 | 21400円 | 20300円 |
9月頭の出発であれば75日以上前ですので、旅割75が適応されて航空運賃は一人当たり20300円です。
ちなみに宮古島ー那覇間を運行しているのはJALグループのJTA(日本トランスオーシャン航空)とRCA(琉球エアコミューター)です。
LCCの正規運賃と割引運賃
宮古島への直通LCCはありませんので、関空ー那覇間を検討しました。
LCC | ジェットスター | ピーチ | ピーチ | ジェットスター | ピーチ |
出発時間 | 8:10 | 8:15 | 10:30 | 13:10 | 14:15 |
価格 | 11980円 | 12180円 | 10480円 | 7890円 | 7090円 |
出発時間が遅くなると価格が下がる傾向があります。ここにANA、JALそれぞれの那覇ー宮古間の航空運賃を加算します。JALは上記に示していますので、ANAの那覇ー宮古間の航空運賃を以下に示します。
正規運賃 | 特割 | 旅割28 | 旅割45 | 旅割55 | 旅割75 |
19600円 | 8000円 | 7000円 | 6800円 | 6500円 | 6200円 |
75日前であれば那覇ー宮古間の航空運賃は、ANAが6200円、JALが5600円です。
8:15発のピーチの航空運賃が12180円ですので、ピーチからANAに乗り継げば18380円。ピーチからJALに乗り継げば17780円です。
さらにゆっくりした時間の出発でも良ければ14:15発のピーチが7090円ですので、ANA・JALそれぞれ、13290円・12690円です。
乗り継ぎ便とLCCの注意点
出発75日前現在、関西国際空港から宮古島へ行く航空運賃が最も安いのは、LCCとJALを乗り継ぐ方法です。お昼過ぎから那覇までをLCCで、次にJALに乗り継いで宮古空港へ向かいます。旅行一日目は移動だけと割り切り、慌てて出発したくない方に最適です。8時発の便だと朝が慌ただしいですからね。旅行代金は正規運賃の4分の1、75日前の早期割引運賃と比べてもかなり安いです。
しかし、航空会社を乗り継ぐ場合には注意が必要です。
LCCからJALへの乗り継ぎの場合、手荷物を一度受取り再度預け入れる手間が必要です。JALなどの同一航空会社間での乗り継ぎは、手荷物を自動で乗り継ぎ便に移動してもらえます。しかし、航空会社が異なる場合は自動とはなりません。
そのため、那覇空港でLCCから荷物を受け取り、再度JALの搭乗手続きや手荷物預け入れをする必要があります。小さなお子様連れの方などはなかなか大変なのではないでしょうか。
さらに乗り継ぎ時間は余裕を持って取っておく必要があります。那覇への到着便が遅れた場合、搭乗手続きなどの時間にゆとりを持っておかないと乗り継ぎ便に間に合わない可能性があります。JALなどの同一航空会社間の乗り継ぎで遅れが生じた場合はJALが対応してくれますが、LCCの場合は乗り遅れても何の補償もありませんので気を付けてください。
もし、LCC経由で行く最安値プランを利用するのであれば、1日目は宮古島まで行くことだけを考えて、時間のゆとりと余裕を持ったプランを選択することをオススメします。
夏休みの予定を決め始める前の今がチャンス
ゴールデンウィークが終わり長期休暇の予定がひと段落した、今が夏休みの旅行を選び始めるのに最適です。上記のように安い割引運賃の航空券をゆっくりと選択できるのも今月中です。6月に入ると徐々に夏休みの予定が決まりだし、飛行機の座席も埋まり始めます。したがって、少し早いですが5月中には航空券を抑え始めることを推奨します。
まずは旅行日程を決め、ご自身の最寄りの空港から宮古空港までの最安値航空運賃を調べましょう。