海外FXで有名なXMでビットコインの取引が可能です。
(追記:2017年12月22日を持って一時的に取引停止しました。)
他にもイーサリウムやライトコインにリップル。
さらにはダッシュなどのあるとコインも
取り扱いが始まりました。
XMのFXと言えばレバレッジが888倍と
国内の25倍を大きく超えた取引と
追証無しのトレードが魅力です。
が、ビットコインを含む仮想通貨も
ドルや円などの通貨と同じように
888倍で取引できるわけではありません。
XMにおいて仮想通貨はコモディティ。
つまり原油やコーヒー豆や金などの商品と
同じ扱いになるようです。
商品は証拠金を計算する方法が複雑なので
実際に注文して計算してみました。
XM取り扱い仮想通貨の証拠金
XMの仮想通貨は商品(コモディティ)扱い
XMのビットコインなどの仮想通貨は
商品として扱われています。
XMでは、 MT5プラットフォームにて
BTCUSD (Bitcoin / US Dollar)を現物CFD商品
として提供しております。弊社の現物CFD商品は、対象となる銘柄の
現物価格を再現することを目的とした
期限を定めない取引であり、利率が調整されます。
ホームページには上記のように示されています。
XM 商品(コモディティ)の証拠金計算式
XMのCFDの証拠金は以下の式で計算されます。
CFD商品の証拠金計算式は、
「ロット数 × コントラクトサイズ × オープン価格 × 証拠金率」
となり、口座設定のレバレッジによって計算されません。
上記の式の各要素は以下の意味を表しています。
- ロット数:ロット数とはいくらビットコインの購入枚数です。
1Lot = 1BitCoinであり、最小ロットは0.1Lot。
購入するビットコインの枚数を表します。 - コントラクトサイズ:ロットと通貨枚数の関係です。
1Lot = 1BitCoinのこと。 - オープン価格:購入時の価格。
- 証拠金率:20%(2017年11月15日現在)
証拠金率はXMのホームページで確認できます。
33%から20%に引き下げられました。
レバレッジは5倍まで可能ってことですね。
いろいろややこしくされているのですが簡略すると
現在値 x 20% x ドル円レート x ロット数
で計算できます。
*追記 (2017.12.13)
XMは2017年12月14日から
必要証拠金率を20% ⇒ 33%
と変更するとの通知がありました。
日本時間で17時からだそうです。
よって計算式は
現在値 x 33% x ドル円レート x ロット数
となります。
1Lot(1BitCoin)の購入に必要な証拠金
以下にビットコインおよびその他のアルトコインを
1枚(1Lot)購入するのに必要な証拠金を示します。
XMの仮想通貨はすべてドル建てなので
円換算する必要があります。
今回は1ドル113円で計算しました。
(2017年11月14日 12時現在)
コインの名称 | 現在価格 (ドル) |
必要証拠金 (ドル) |
必要証拠金 (円) |
ビットコイン(BTCUSD) | 6,830 | 1,366 | 154,358 |
イーサリウム(ETHUSD) | 328 | 65.6 | 7,412 |
ライトコイン(LTCUSD) | 62 | 12.4 | 1,401 |
リップル(XRPUSD) | 0.202 | 40.4 | 4,565 |
ダッシュ(DSHUSD) | 424 | 84.8 | 9,582 |
リップルだけはコントラクトサイズが
異なるのか上記のような結果でした。
70万円くらいする1BitCoinは
15万円の証拠金で購入することが出来ます。
またその他のアルトコインは
1枚あたり1万円以下の証拠金で買えるので
今後の爆騰に期待して大量買いも
アリでしょうね。
*追記 (2017.12.13)
2017年12月13日6時30分現在値による
各仮想通貨の必要証拠金を計算しました。
コインの名称 | 現在価格 (ドル) |
必要証拠金 (ドル) |
必要証拠金 (円) |
ビットコイン(BTCUSD) | 17,171 | 1,366 | 640,306 |
イーサリウム(ETHUSD) | 592 | 195.4 | 22,075 |
ライトコイン(LTCUSD) | 311 | 102.6 | 11,597 |
リップル(XRPUSD) | 0.339 | 111.9 | 12,641 |
ダッシュ(DSHUSD) | 893 | 294.7 | 33,300 |
ドル円レートは113円で計算しました。
さすがに今のビットコインを1Lotで買うのは
かなりの証拠金が必要ですね。
ビットコインの敷居が高くなったから
割安感のあるアルトコインが
爆騰しているのでしょうね。
長期戦に不利なスワップ
通貨のFXでは金利差によって
スワップポイントを得ることが出来ます。
高金利通貨を買って低金利通貨を売ることで
継続的に金利差分がもらえます。
逆に低金利通貨を買って高金利通貨を売ると
保有し続ける限り金利差を支払う必要があります。
ビットコインを含む仮想通貨は
売りでも買いでもスワップの支払いが必要です。
XM 仮想通貨のスワップポイント
コインの名称 | 買いスワップ (ドル) |
売りスワップ (ドル) |
ビットコイン(BTCUSD) | -7.16 | -6.69 |
イーサリウム(ETHUSD) | -0.27 | -0.26 |
ライトコイン(LTCUSD) | -0.3 | -0.28 |
リップル(XRPUSD) | -0.05 | -0.05 |
ダッシュ(DSHUSD) | -0.2 | -0.18 |
将来的な爆騰を夢見て買いを維持することを
考えているのなら買いスワップに気を付けましょう。
ビットコインの場合、1BitCoinの保有を維持すれば
1日当たりおよそ7ドル。
800円くらいを支払い続ける必要があります。
1ヶ月(30日)で24000円の支払い。
これを超える差益を得るためには
200ドルくらいの上昇です。
今のビットコイン相場ならすぐに達成できますね。
まとめ
海外FXのXMがビットコインの取り扱いを開始。
その他のアルトコインもスタートしました。
証拠金は額面の20%にドル円レートを掛けた額。
1BitCoinなら15万円程度の証拠金で購入可能です。
最小単位の0.1BitCoinなら証拠金は約1万5千円。
アルトコインはさらに証拠金が少なく購入可能。
爆騰を目指して大量買いしておくのも◎。
ただしスワップ金利の支払いが発生するので
爆騰せずに長期化すると不利。
私はレバレッジを低めにアルトコインの
保有数を少しずつ増やしています。