この記事は、ANAマイルを貯めて特典航空券でハワイを目指すなら、クレジットカードよりポイントサイトが効率的な理由をまとめています。
ANAマイルを貯めて国際線の特典航空券と交換し海外旅行。ハワイのホノルルにアメリカ大陸、ヨーロッパ、オーストラリアも良いですね。膨らむ夢を実現しようにも、海外出張族でもない限り簡単にANAマイルはなかなか貯まりません。仕方なく陸マイラーとして、クレジットカードを使ってコツコツ貯めている方も多いと思います。
しかし、クレジットカードは高還元率であってもせいぜい1%くらいです。本ページでも実際の計算結果を示しますが、クレジットカードの利用だけでANAマイルを貯めて、国際線の特典航空券と交換し、海外旅行をするのは至難の技です。一般的なサラリーマンの収入では、ほぼ不可能です。
そんな手の届かないと思われる、ANAマイルを貯めて国際線の特典航空券と交換し海外旅行をすることが、ポイントサイトを使えば簡単に達成することができます。
そこで、ANAマイルを貯めて特典航空券でハワイを目指すなら、クレジットカードよりポイントサイトが効率的な理由をまとめました。
海外旅行に必要なANAマイルをポイントサイトを使わずに貯める2つの方法
まずは、海外旅行に必要なANAマイル数と、ポイントサイトを使わずに貯める2つの方法について考えてみます。
海外旅行に必要なANAマイル数
レギュラーシーズンの往復航空券を、特典航空券で購入する場合に必要なマイル数をまとめました。ちなみに出発地は日本です。
エコノミー | ビジネス | |
ハワイ ホノルル | 40,000 | 65,000 |
アメリカ | 50,000 | 85,000 |
ヨーロッパ | 55,000 | 90,000 |
オセアニア | 45,000 | 75,000 |
ハイシーズンだとこのマイル数に3,000~5,000マイルの上乗せが必要になります。
クレジットカードの支払いでANAマイルを貯める
ハワイまでの往復特典航空券には40,000マイルが必要です。還元率1%のクレジットカードを利用して40,000マイルを貯めるためには、単純計算で年間400万円の支払いが必要です。年収500万円のサラリーマンの場合、すべての収入を使い切ったとすると、8割の支出をクレジットカードで払う計算になります。現実的な数字とは言えないですね。
ANAマイルの有効期限は3年です。2016年7月に取得したANAマイルは、2019年7月に失効します。そこで、ANAマイルを貯める期間を2年として考えれば、クレジットカードでの支払い必要額は年間200万円です。これは、クレジットカードで毎月17万円くらい払う事を意味します。
こうして計算してみると、よほどのお金持ちのような羽振りの良い使い方をしなければ、クレジットカードだけで国際線の特典航空券を得ることは難しいようです。
フライトマイルでANAマイルを貯める
元来、マイルは飛行距離に応じて得られるポイントでした。現在は、他のポイントをマイルに移行できるなどのサービスが充実してきたので、マイルの貯め方の幅も広がりましたが、基本はフライトマイルです。長い距離のフライトを利用すればするだけマイルが貯まり、特典航空券に交換することが出来ます。
では、フライトマイルだけでハワイまでの往復特典航空券に必要な40,000マイルを貯めるには、何往復しなければならないか計算してみました。なお、正規運賃でのフライトで区間基本マイル100%、ANAマイレージクラブ会員(ボーナスマイル0%)として計算しました。
往復獲得マイル数 | 必要往復数 | |
羽田発 関西国際空港着 | 560 | 72 |
羽田発 石垣島着 | 2,448 | 17 |
成田発 ホノルル着 | 7,662 | 6 |
フライトマイルだけで40,000マイルを貯めるためには、東京大阪間を72往復する必要があります。2年間で考えても1年あたり36往復です。1年は52週なので、売れっ子芸能人や大忙しの出張社長レベルです。
フライトマイルでマイルを貯めるのも現実的ではありません。
海外旅行に必要なANAマイルをポイントサイトで貯める方法
海外旅行に必要なANAマイルは、ポイントサイトで貯めるのが最も効率的です。上記のような、クレジットカードのポイントやフライトポイントは、ポイントサイトの追加分として考えるべきです。
ポイントサイトでANAマイルを貯める方法
ポイントサイトとは、インターネット上での買い物などの行動をする前に経由するだけで、独自のポイントを付与してくれるサービスのことです。例えば、楽天市場での買い物の前や、じゃらんの旅行予約の前、ZOZOTOWNで通販する前、ホットペッパービューティで美容院を予約する前などです。また、新しく無印良品のクレジットカードを発行する前などに経由してもポイントがもらえます。
Tポイントカードと同じ感覚です。買い物前にとりあえず出せば、買い物とは別にポイントが付与されるTポイントと同じように、ネットで買い物をする前にポイントサイトを経由するだけでOKです。
ポイントサイトから付与されたポイントは、現金化も出来ますし、itunesやAmazon、nanacoなどの電子マネーに移行することも出来ます。もちろん、ANAマイルに移行させることも可能です。
インターネットを使ってネット通販やネット予約をする方なら、ポイントサイトを使うととてもお得ですよ。
ポイントをマイルに移行させるのに最適なポイントサイト
ポイントサイトは多く存在しますが、私が最もおススメするのはハピタスです。ポイントを獲得できる案件数が多く、ポイントサイトとしても老舗ですし安定していますので安心して利用できます。また500円くらいの少額からポイント移行することが出来ます。
また、ポイントサイト、ハピタスのハピタスポイントは適切な交換ルートを経ることで最大限にマイル化することが出来ます。これはハピタスポイントに限らず、他のポイントサイトのポイントも最適な交換ルートが選択することが重要です。
最適な交換ルートに関しては、ポイ探で検索するのが最も確実です。
ポイ探によると、ハピタスポイントをANAマイルに移行する方法は3種類ほどありますが、ソラチカカードを使って移行する方法が最も効果的なようです。ソラチカカードとは、ANA To Me CARD JCB PASMOのことで、メトロポイントをANAマイルに90%もの高率で移行することが出来ます。
ハピタスポイント10,000ポイントを移行した場合、ANAVISAカードを使えば5,640マイル、ソラチカカードを使えば8,910マイルなので、その違いは歴然ですよね。
家族がいるなら家族もハピタスに登録すべき
家族がいるなら家族もハピタスに登録すべきです。ハピタスのハピタスポイントは移行上限が月に30,000ポイントまでと決まっています。またソラチカカードもメトロポイントからANAマイルへの移行上限が20,000ポイントまでと決まっています。つまりどれだけハピタスでポイントを稼げても一人が一月でANAマイルに移行できるのは、およそ18,000マイルまでです。年間で考えると216,000マイルです。
確かに十分に感じますが、移行できずにポイントのまま残しておくのはもったいないです。そこで、家族がいるなら家族もハピタスに登録させて、それぞれで同じくらいハピタスポイントを稼げば、ポイント上限内でANAマイルに移行させることが出来ます。ANAマイルは家族なら統合できますので、最終的にANAのサイトで家族のANAマイルを合算させれば、家族みんなの国際特典航空券を手に入れることも出来ます。
ポイントサイト ハピタス登録方法
① ポイントサイト ハピタスに行く
ハピタスのサイトに行き、『賢いハピタス生活を始める』をクリックします。
② メールアドレスとパスワード、ニックネームを入力
メールアドレスとログイン用のパスワードとニックネームを登録します。任意で決めることが出来ますが、忘れないようにメモしておきましょう。
③ 必要事項を入力
性別、職業、都道府県、生年月日、そして携帯番号を入力します。携帯番号は同一人物が重複して登録しないようにするためのもので、電話がかかってくるなんてことは一切ありません。
④ 登録したメールアドレスに届いたメールを確認
メール内のURLをクリックすれば登録完了です。
⑤ クレジットカード作成などの高額案件がねらい目
楽天クレジットカードなどは、楽天買い回りセールなどの時期に合わせて大量のポイントを付与してくれます。
このように8,500ポイントがもらえます。もちろん楽天自体からもらえる7,000ポイントとは別です。このハピタス8,500ポイントをソラチカカードを経由してANAマイルに移行すると7,500マイルくらいです。
もし還元率1%のクレジットカードで7,500マイルを貯めようとするなら、75万円の支払いが必要です。
このことを見ても、ポイントサイトがどれだけお得か分かりますよね。
まとめ
ANAマイルを貯めて特典航空券でハワイを目指すなら、クレジットカードよりポイントサイトが効率的な理由をまとめました。
海外旅行の特典国際航空券をマイルを貯めて獲得するなら、クレジットカードと平行して、ポイントサイトを使うべきです。優良なポイントサイトを利用すれば簡単にポイントを貯めることが出来ます。貯めたポイントを最も効率的なルートでマイルに移行させれば、クレジットカードの支払いでは考えられないような額のマイルが簡単に獲得できます。
以上、ANAマイルを貯めて特典航空券でハワイを目指すなら、クレジットカードよりポイントサイトが効率的な理由をまとめました。