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第2話 クラブのVIPで僕は恋に落ちた -恋は光の速さで-

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不倫小説 恋は光の速さで単調な毎日に時折訪れる刺激的な出来事。後輩からの飲みの誘いだ。
職場の飲み会なんて上司や仕事の愚痴がほとんど。そのままキャバクラや風俗に流れていき日頃のウサを晴らすだけが相場。だが、今回は違った。クラブで遊ぼうとのこと。

クラブと言っても、銀座や新地の高級クラブではなく、ダンスフロアにけたたましく音楽が響き渡る方のクラブだ。
音楽を楽しむなんてのは建前で、多くの男女の本心は出会いを求めてのナンパ目的でやってくる。
お酒を飲み、爆音で半トランス状態になれば、気持ちが高揚し普段よりハイになれる。結果、いつもと違う大胆な行動とるようになる。

仕事終わりに後輩と待ち合わせ居酒屋へ。適当に空腹を満たし、クラブへ向かう。ホロ酔い気分に風が冷たくて気持ちが良い。もうマフラーも要らないかな。

クラブの前にはすでに入場の列が出来ていた。黒服スタッフと後輩が一言、二言会話を交わすと、列とは別の入り口に案内される。VIPならではの特権だ。階段を上り暗い廊下を抜けるとVIPルームに辿り着く。
革張りの黒のゆったりしたソファ。膝高さのガラステーブルにはワインクーラーにシャンパンが用意されている。暗いVIPルームの中、テーブルの上の照明だけが、ピンクや紫の妖艶な光を放っていた。ゆっくり切り替わる色の波が顔の色を染めていく。
黒服スタッフが膝をつき、慣れた手つきでシャンパンを用意する。
まずは男だけで乾杯。細かいクラッシュアイスが冷たくて喉に心地良い。シャンパンの泡の感触と甘い香りの余韻に浸っていると女の子がやってきた。

VIPルームに男性だけで来た場合、黒服スタッフが女の子をフロアから捕まえて連れてくるのが基本。自らフロアに下りて探しても良いが、ワザワザ面倒をしなくても座っているだけで次から次に女の子はやってくる。もちろん女性同伴で来ても、黒服スタッフに指示すれば、すぐに用意してくれる。

女の子としても、タダでシャンパンが飲めるしソファで休憩が出来るので断る理由がない。嫌な席ならトイレと称して立ち去れば良いだけ。お金持ちとの出会いを求める子。休憩だけしに来た子。店のサクラなど様々。

合コンとキャバクラの間のような関係。合コンのように数時間拘束されるわけでもなく、キャバクラのように客対キャストの関係でもない。ただ、VIP客と遊びに来た女の子なのでこちらが少し優位には立つことが出来る。酒だけ飲んで雰囲気の悪い女の子はお帰り願うことも可能だ。

そんなVIP席に彼女はやってきた。
細身のクラッシュデニムに白のニット。ワンレンストレートのロングヘアは明るいブラウンに染められ、少し傷んだ毛先が胸元まで伸びていた。顔は小さく、眼は丸くて大きかった。猫のような顔立ちなのに笑うと仔犬のような顔になる。

僕は一目で彼女を好きになった。

不倫の恋のお話

プロフィール

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どうも、アキラMTです。

スマホゲームばっかりしていましたが、そろそろ人のためになることをしようと思い、これまで独学で勉強して遊んでいた自動売買のこととか書いていこうと思います。

独学のコードなので間違ってたらコメントもらえるとうれしいです。

自動売買でバックテストすればするほど、聖杯は無いことに気付きつつあります。

最近はルールを決めたハイローオーストラリアが熱いと感じてます。

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