石垣島か宮古島か幼児を連れたファミリー旅行はどちらの方がより楽しめるのでしょうか?
- 子連れで離島旅行は石垣と宮古、どっちの方が良い?
- 子供も遊べて大人が楽なのはどっち?
- レンタカーで移動しやすいのはどっち?
昨年、石垣島に旅行し、今年は宮古島へ旅行した体験を元に4歳児と1歳児を連れた家族旅行で見た石垣島と宮古島の比較を個人的に述べたいと思います。
子供と幼児を2人連れて移動しながら、親も子供もどれだけ楽しめるのかを基準に比較してみました。
石垣島と宮古島の子連れ旅行の比較
航空機の飛行時間を比較
宮古島に比べて石垣島は少しだけ南東方向にありますが、飛行時間に関しては差はありません。
羽田空港からも関西国際空港からも、石垣島と宮古島への直通便があります。
よって、飛行機に関して差はありません。
- 石垣島も宮古島も、羽田、関空から直通便あり
空港を出てからの印象を比較
石垣島と宮古島の空港を出た時の印象は、石垣島の方が南国感が強く子供のテンションが上がりやすいです。
石垣島の市街地は南の石垣港の辺りであり、石垣空港の周囲は自然が多いのですぐに南国を感じることが出来ます。
空港からレンタカーで走る道路も背の高いヤシの木が生えていたりして、『ザ・南の島』って雰囲気でテンションが上がります。
一方、宮古島空港はすぐそばが市街地であり空港を出てもあまり自然を感じません。
国道329号を走っているとリゾートホテルエリアに辿り着きますが、道中にサトウキビ畑は見えるものの高いヤシの木などはないので『ザ・南の島』って印象は少なかったです。
宮古島の東側の新城海岸や、北の入間の方まで行けば国道でも鬱蒼とした林に囲まれ南国を感じます。
宮古島に比べて石垣島の方が、空港を出てすぐの南国っぽさは強いです。
- 石垣空港は市街地と離れており、南国感が強い
- 宮古空港は市街地なので、南国感が弱い
離島への移動のしやすさを比較
離島への移動は、宮古島の方が移動しやすいです。
石垣島から離島への移動は、すべて高速船への乗船が必要です。
石垣島南にある石垣港で乗船券を購入し、高速船にて離島へ向かいます。レンタカーは石垣港の駐車場に、有料で駐車。各ホテルから石垣港までの送迎もありますが、自由度が低いですよね。また、離島ではレンタカーが無いので送迎バスによる移動が基本になります。
一方、宮古島は伊良部大橋が開通し3つの島(入間・来間・伊良部)へはレンタカーそのままで移動することが出来ます。
島の周囲をぐるっと回ったり、途中下車したり自由度はかなり高いです。
子連れのファミリー旅の場合、乗り換えが増えるほどベビーシートから下ろしたりベビーカーに乗せ換えたり抱っこしたりする頻度が増えます。
レンタカーのまま移動できる宮古島の方がファミリーにとっては楽なのかなと思います。
- 石垣島は、離島へは高速船に乗る必要あり
離島の交通手段は、自転車か徒歩かバス - 宮古島は、離島へレンタカーでOK
時間的な制約を受けない
離島でのアクティビティを比較
子連れ、幼児連れの場合、参加できるアクティビティは少ないです。
石垣島の離島では、サイクリングなど海以外でのアクティビティも満喫できます。
これらは小学校高学年以上であれば十分楽しめる内容です。しかし、幼児の場合はほとんどのアクティビティが年齢制限で参加できません。水牛や親のサイクリングにベビーシートで乗るくらいなら可能です。
宮古島の離島でのアクティビティは、基本的にスキューバやシュノーケルなどのマリンアクティビティがメインです。
幼児はバナナボートもパラセーリングも年齢制限や身長制限で参加できません。幼児を連れての家族旅行の場合、波打ち際でのちゃぷちゃぷ遊びや砂遊びが限界だと思います。それでも美しすぎる海を見ているだけで十分癒されますけどね。
離島アクティビティはどちらの島でも、子連れ旅行では難しい内容ばかりです。
ホテル周辺の自然環境を比較
石垣島はヤモリ、宮古島はクモがいます。
石垣島ではフサキリゾートホテルに宿泊したのですが、ロッジタイプの部屋の外壁にはたくさんのヤモリがいました。
一方、宮古島はどこへ行っても、木に巨大なクモが巣を張っていました。クモ嫌いの人には、おぞましい景色に見えるはずです。駐車場からそのままビーチに下りれる場所もあるのですが、森を抜けて行く場所もあります。クモ嫌い・虫嫌いなら行けるビーチが限られてくるでしょう。
石垣島はヤモリ、宮古島はクモがいます。
- 石垣島にはヤモリがいる
- 宮古島にはクモがいる
ホテルの雰囲気を比較
どちらもリゾートホテルで、気持ちよく過ごせます。
石垣島ではフサキリゾート。宮古島ではベイマリーナに宿泊しました。
どちらもリゾートホテルなので、朝食は南国感あふれる朝食バイキングを楽しむことが出来ます。
清掃も行き届いており、フローリングの砂もきれいに掃除してくれます。
クーラーも効きますしベッドも気持ちよくシャワーの勢いも強いのでどちらも言うことなしでした。
シュノーケリングがしたいならどっちの島?
子連れでシュノーケルをするなら、宮古島ですね。
石垣島ではビーチから近い距離にはサンゴがほとんどなく、シュノーケリングしても魚はほとんど見られませんでした。
一方、宮古島ではビーチで遊ぶ子どもを確認できる距離にサンゴが群生しています。どちらかの親が子守をしている間に、もう一人がサッとシュノーケリングしに行くことが十分可能です。しかも魚の数がすごいです。
オススメは新城海岸か吉野海岸。ビーチからサンゴまでが本当に近いです。夕暮れの干潮時間になるとおとなのひざ丈くらいまで潮が引くので、子供を抱いて魚を見に行くことが出来ますよ。500円で箱眼鏡を借りれば、子供たちも海の中を覗くことが出来ます。
子供たちに魚を見せたいのであれば、宮古島で決まりです。
食事はどっちの方が充実している?
お店の種類や数は石垣島の方が多いです。
石垣島に比べて宮古島は、ご飯を食べられるお店が少ないです。
また、宮古牛より石垣牛の方があぶり肉の鮨は美味しかったです。個人的感想ですが。。。
ぐるなびなどで注目されているお店の数も石垣島の方が多いので、ご飯を楽しみたいなら石垣島ですね。もちろん宮古島もおいしいですよ。
子どもが安全に遊べるビーチならどっち?
レンタカーでの移動を考えると宮古島の与那覇前浜ビーチがオススメです。
子連れ旅行の場合、石垣島なら竹富島のコンドイビーチ、宮古島なら与那覇前浜ビーチが安全です。
子どもは砂利やサンゴのゴツゴツした、欠片が落ちているビーチを嫌い、サラサラで痛くない雪のような砂を好みます。石垣なら竹富島のコンドイビーチ。宮古島なら与那覇前浜ビーチの砂はサラサラですし、波も高くなく安全です。
レンタカーでサッと行けて、濡れたままでもホテルまで帰ってこれる宮古島に軍配ですね。
ファミリーの離島旅行まとめ
- 飛行機の時間は同じ
- 空港出てすぐの雰囲気は石垣島の方が南国っぽい
- レンタカーで移動しやすいのは宮古島
- 子連れ旅行でアクティビティ参加は難しい
- 石垣島はヤモリ、宮古島はクモがいる
- ホテルはどっちも最高
- シュノーケルで魚が見たいなら宮古島
- 美味しい料理が食べたいなら石垣島
- オススメの安全なビーチは宮古島の与那覇前浜
アクティブに行動したい方、食事重視なら石垣島。
子供に魚を見せたいorビーチでゆっくり過ごしたい方は宮古島がおすすめです。